专利摘要:
受信デバイスにおける情報の遅延を軽減するために異なる繰り返しの頻度のレートで情報を提供することができるデジタル・ブロードキャスト・ネットワークが開示される。データ・ストリームは、複数のデータセットに分割されることができ、そして、各々のデータセットがユーザによりどのように消費されるか応じて、それぞれの重み又はプライオリティーが各々のセットに割り当てられることができる。重み又はプライオリティーに基づいて、少なくとも一つのデータセットが、他のデータセットに比べてデータ・ストリーム内でより高い頻度で繰り返されることができる。それゆえ、データ・ストリームを受信すると、より高い頻度で繰り返されるデータセットは、該情報が要求されるのと実質的に同じ時においてユーザ・デバイスの上でレンダリングされることができる。特定のデータセットのより頻繁な繰り返しレートを割り当てることは、受信デバイスが、より重要なデータを速く取得してレンダリングすることを可能にする。
公开号:JP2011515723A
申请号:JP2010543191
申请日:2009-01-13
公开日:2011-05-19
发明作者:グラスマン、ニコラス・エー.;ベイリー、マイケル・ケー.;マクカーティ、ジョナサン・ピー.;ロスロック、ジョージ・アレン
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:G06F13-00
专利说明:

[0001] 以下の説明は、一般にコンテンツ配信システムに関し、より詳しくはデジタル・ブロードキャスト・ネットワーク上でのコンテンツ配信及びコンテンツ受信に関する。]
背景技術

[0002] デジタル・ブロードキャスト・ネットワークは、ユーザ・デバイス上に設置されたクライアント側ソフトウェアに対する一方向配信の方法である。データキャスト・サービスは、クライアント側ソフトウェアにより使用されるべきデジタル・ブロードキャスト・ネットワーク上でデータを提供する。データは、データキャスト・サービスに関連するクライアント・ソフトウェアを通じてユーザ・エクスペリエンス(user-experience)を提供するために使用される。データの配信方法は、例えばビデオ信号及びオーディオ信号のような伝統的な直線的サービス(linear services)によって使用されるそれと同様である。その後、すべての情報は、ユーザ・エクスペリエンスの応答性(responsiveness)にかなり影響を与える“ファースト・ツー・ラスト(first to last)”のストリームにおいて提供される。]
[0003] 以下は、開示された実施形態の幾つかの態様の基本的な理解を提供するために、簡略化された概要を示す。この概要は、外延的な概要ではなく、また、鍵となる又は重要な要素を特定することも、上記実施形態の範囲を線引きすることも意図されていない。その目的は、後で示されるより詳しい説明に対する前置きとして、説明される実施形態の幾つかの概念を簡略化された形で示すことである。]
[0004] データキャスト・サービス・ブロードキャスト・システムに内在するデータ・スループットに対する制約は、データキャスト・サービスに関連するクライアント・ソフトウェアに対するデータの配信と該ソフトウェアによるデータの表示を制限する。ユーザ・エクスペリエンスに必要とされるデータがより豊富になると、対象とするユーザ・エクスペリエンスをサポートする方法においては、そのデータを解析(parse)して提供することがより難しくなる。クライアントが起動されて、デジタル・ブロードキャスト上でデータを受信し始めるとき、それはその時に利用できるデータを蓄積し始める。]
[0005] ブロードキャストの本質に起因して、“ターンイン(tune in)”のときに利用可能なデータが、ユーザ・エクスペリエンスにとって最も有益であることを保証する方法は、存在しない。例えば、ブロードキャストネットワークが26のアルファベット文字(A−Z)を放送するとした場合に、ユーザがアプリケーションを起動し、“B”がブロードキャストされている間、ユーザは、それが“A”を受信する前に、ブロードキャストされるべき他の24の文字を待たなければならない。この制限は、豊富な量の時間依存のデータを含むストリームに関する重大なユーザ・エクスペリエンス問題を引き起こす。]
[0006] 一つ又は複数の実施形態及びその対応する開示に従って、クライアントへのインテリジェントな配信のためのデータ及びそれをドライブするロジック及び/又はアルゴリズムを分解(deconstructing)し及びリオーダーすることに関連して、様々な態様が説明される。また、より良いユーザ・エクスペリエンスを提供するために、ストリームからデータを解釈して、そのデータをインテリジェントに管理するクライアント機能性が、提供される。]
[0007] 一つの態様は、コンテンツを送信する方法に関係する。本方法は、トランスミッション内で、第1のデータセットが、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で繰り返されるように、情報を送信することを含む。前記繰り返しの頻度は、前記データをレンダリングするクライアント側アプリケーションの特徴の関数である。]
[0008] 他の態様は、コンテンツを送信するためのデバイスに関係する。本デバイスは、メモリ及びプロセッサを持つコンピュータ・プラットホームを含む(該メモリは、該プロセッサによりなされる決定に関係する情報を記憶する)。本デバイスにおいてはまた、データ・ストリーム内の情報を解析する評価器と、クライアント・アプリケーションをレビューし、前記データ・ストリーム内のデータセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかについて判定する優先順位決定器とを含む。前記データセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかを参照して、前記データ・ストリーム内で、異なる繰り返しレートで、前記データセットを選択的に送信する送信機がまた、本デバイスに含まれる。]
[0009] 関係のある態様において、第1のデータセットを、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で、選択的に送信する装置が存在する。本装置は、トランスミッション内で、第1のデータセットが、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で繰り返されるように、情報を送信するための手段を含む。前記繰り返しの頻度は、ユーザ・デバイス上で前記データセットをレンダリングするクライアント側アプリケーションの特徴の関数である。]
[0010] さらに他の態様は、情報を送信するための機械実行可能なインストラクションを記憶する機械読み取り可能な媒体に関係する。その上、該インストラクションは、クライアント・アプリケーションをレビューし、前記クライアント・アプリケーションにより消費される前記クライアント・アプリケーション・データを、第1のデータセットと少なくとも第2のデータセットとに分割し、各々のデータセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかに基づいて、各々のデータセットに重みを割り当てるためのものである。該クライアント・アプリケーションは、トランスミッション内で、第1のデータセットが、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で繰り返されるように、送信される(前記繰り返しの頻度は、クライアント側レンダリング・デバイスの特徴の関数である)。]
[0011] 前述の目的及び関係する目的の達成のために、一つ又は複数の実施形態は、以下に十分に説明され、特に特許請求の範囲において指摘された特徴を包含する。以下の説明及び添付された図面は、幾つかの説明的な態様を説明し、また、実施形態の原理が使用されることのできる様々な方法のうちのほんの数例を示す。他の利点及び新規な特徴は図面と併せて考察したときに以下の詳細な説明から明らかであり、開示された実施形態はすべての当該の態様及びそれらの均等物を含むことが意図される。]
図面の簡単な説明

[0012] 図1は、選択的な配信及び一つ又は複数の無線デバイスの上でのコンテンツの選択的な受信を可能にするシステムを示す。
図2は、図1のコンテンツの態様の概略図を示す。
図3は、開示された態様に従った無線デバイスを示す。
図4は、デジタル・ブロードキャスト・ネットワークの上でコンテンツを提供するための例システムのブロック図を示す。
図5は、一つ又は複数の態様を自動化するために人工知能を利用する例システムを示す。
図6は、ユーザにとって特に興味があるカテゴリー及びタイプのタイムリーなデータのエクスペリエンスを配信するシステムを示す。
図7は、コンテンツを提供するための方法を示す。
図8は、クライアント側レンダリング・エクスペリエンスの関数として多数のチャネルを送信するための方法を示す。
図9は、レンダリング・デバイスの特徴の関数として一つ又は複数のチャネルを選択的に受信するための方法を示す。
図10は、第1のデータセットを、少なくとも第2のデータセットと比べてより高い頻度で、選択的に送信するための例システムを示す。] 図1 図10 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9
詳細な説明

[0013] さて、様々な実施形態が図面を参照して説明される。以下の記述では、説明のために、多くの特定の細部が、一つ又は複数の態様の深い理解を与えるために説明される。しかし、これら特定の細部なしにそのような(一つ又は複数の)態様が実施され得ることは明らかであろう。他の例において、これら実施形態の説明を容易にするために、既知の構造及びデバイスがブロック図の形で示される。]
[0014] この出願において用いられるように、用語“コンポーネント(component)”、“モジュール(module)”、“システム(system)”及び同類のものは、コンピュータ関連のエンティティー、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアのいずれをも指すことを意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル(executable)、実行のスレッド、プログラム、及び/又は、コンピュータであっても良い(ただし、これらに制限されない)。例として、コンピュータ・デバイス上で動作するアプリケーションと、そのコンピュータ・デバイスの両方とも、コンポーネントであることができる。一つ又は複数のコンポーネントがプロセス及び/又は実行のスレッドの内部に存在することができ、また、一つのコンポーネントが一つのコンピュータに局在し及び/又は2以上のコンピュータ間に分散されることができる。加えて、これらコンポーネントは、様々なデータ構造をその上に記録した様々なコンピュータ読み取り可能な媒体から実行することができる。それらコンポーネントは、例えば一つ又は複数のデータパケットを有する信号(例えば、その信号を経由して、ローカルシステム中の、分散システム中の及び/又は例えば他のシステムを有するインターネットのようなネットワークを横切る、他のコンポーネントと情報をやりとりする、一つのコンポーネントからのデータ)に従うなど、ローカルプロセス及び/又はリモートプロセスを経由して、通信することができる。]
[0015] さらにまた、様々な実施形態が無線端末に関連して本明細書で説明される。また、無線端末は、システム、加入者ユニット、加入者設備、移動局、モバイル、モバイル・デバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、又はユーザ装置(UE)と呼ばれることができる。無線端末は、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を持つ携帯用デバイス、コンピュータ・デバイス、又は無線モデムに接続される他の処理デバイスであっても良い。さらに、様々な実施形態が基地局に関連して本明細書で説明される。基地局は、(一つ又は複数の)無線端末と通信するために利用されることができ、また、アクセスポイント、Node B、又は何らかの他の専門用語で呼ばれることができる。]
[0016] 様々な態様又は特徴が、いくつかのデバイス、コンポーネント、モジュール及び同類のものを含むことのできるシステムに関して示されるであろう。様々なシステムが、更なるデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができ、及び/又は、必ずしも図面に関連して述べられるデバイス、コンポーネント、モジュールなどの全てを含まないことができることは、理解され及び認識されるべきである。これらのアプローチの組み合わせもまた使用されることができる。]
[0017] 図1を参照して、選択的な配信及び一つ又は複数の無線デバイス104の上でのコンテンツ102の選択的なプレゼンテーションを可能にするシステム100が説明される。システム100は、コンテンツ102の一つ又は複数の部分(pieces)を、例えば第1のネットワーク110を通して、配信システム108へ提供するように動作可能な一つ又は複数のコンテンツ・プロバイダ106を含んでも良い。配信システム108は、コンテンツ102の一つ又は複数のセットを、コンテンツ102の各々のセットに関連する一つ又は複数のコンテンツ・メタデータ112とともに、一つ又は複数の無線デバイス104へ配信するように動作可能である。例えば、配信システム108は、送信機114及び/又は第2のネットワーク116を含んでもよい。ここで、送信機114は、第2のネットワーク116を通した一つ又は複数の無線デバイス104への配信のために、コンテンツ102及び/又はコンテンツ・メタデータ112の1対多のトランスミッション(one-to-many transmission)118を作り出すように動作可能である。] 図1
[0018] コンテンツ(又はデータ)102の一つ又は複数のセットは、クライアント側レンダリング・アプリケーションの特徴(characteristics)の関数である重み又はプライオリティーに基づいて、送信されることができる。重み又はプライオリティーは、他のデータセットとは異なる頻度(frequency)で繰り返されるべき第1のデータセットを少なくとも判定するために利用されることができる。]
[0019] 例えば、第1のデータセットは、現在の気象状況に関係してもよく、また、第2のデータセットは、5日間の天気予報に関係してもよい。重み又はプライオリティーは、第1のデータセット(例えば、現在の状況)が第2のデータセット(例えば、5日間の天気予報)の二倍の頻度で繰り返されるべきことを指示してもよい。重み又はプライオリティーは、その情報はユーザに対してより有益である、その情報はユーザにとってより興味がある、という事実に基づいてもよく、あるいは、他の要因(例えば、ファースト・スクリーン原則(first screen principle))に基づいてもよい。この例において、第1のデータセットは、第2のデータセットに割り当てられる重みの二倍である重みを割り当てられる。それゆえ、第1のデータセットは、第2のデータセットの頻度の二倍である頻度で繰り返される。これは、アプリケーションが他の関連するデータ(例えば、全10日の予報)を受信するのを待つことなく、より望ましい情報(例えば、現在の状況)をユーザに提供することができる。重みが数値に制限されないのに加えて、いろいろな手段が重み又はプライオリティーを設定する(establish)ために利用されることができることは、理解されるべきである。]
[0020] トランスミッション118へアクセスすると、各々の無線デバイス104は、コンテンツ・セレクタ120を実行するように動作可能である。コンテンツ・セレクタ120は、選択データベース124内の一つ又は複数の選択パラメータ122に基づいて、無線デバイス104にダウンロードするためのトランスミッション118中の選択されるコンテンツ102を判定するように構成されることができる。選択パラメータ122は、例えば、一つ又は複数のコンテンツ・フィルタ126(例えば、ストリーム中又はハンドセット上に含まれる関連情報(relevant information)、プライオリティー・データ)、ユーザ情報128を表現する一つ又は複数のデータ(例えば、嗜好(preferences))、及び/又は、デバイス情報130を表現する一つ又は複数のデータ(例えば、能力(capabilities)、制約(limitations)、ディスプレイ・サイズ、オーディオ機能性)を含む(ただし、これらに制限されるものではない)。選択パラメータ122は、各々個別の無線デバイス104及び/又は各々の無線デバイス104の各々個別のユーザについて固有であることができ、及び/又は、カスタマイズされることができる。よって、幾つかの態様において、各々の無線デバイス104は、同一のトランスミッション118内の異なるコンテンツ102のセットをダウンロード又はフィルタリングすることができる。それゆえ、幾つかの態様において、一つ又は複数の選択パラメータ122は、一つ又は複数のそれぞれのコンテンツ・メタデータ112と一つ又は複数の選択パラメータ122との間のマッチングに基づいて、コンテンツ・セレクタ120が、それぞれの無線デバイス104のそれぞれのユーザにとって興味のある一つ又は複数の選択されたコンテンツ132を、ダウンロードすることを可能にする。]
[0021] さらに、例えば、選択されたコンテンツ132がリアルタイム又はライブのコンテンツを含む場合の態様において、コンテンツ・セレクタ120は、選択コンテンツ132を、出力デバイス136を通したプレゼンテーションのために、メディア・モジュール134にフォワードしても良い。他の態様において、例えば、選択されたコンテンツ132が非リアルタイム・コンテンツを含む場合に、コンテンツ・セレクタ120は、コンテンツ・ストレージ138中にキャッシュ又はセーブされるべき選択コンテンツ132をフォワードしても良い。非リアルタイムのケースにおいて、メディア・モジュール134は、選択されたコンテンツ132を検索して出力デバイス136を通したプレゼンテーションをもたらすために、いつでもコンテンツ・ストレージ138にアクセスするように動作可能である。]
[0022] 出力デバイス136は、メディア・モジュール134と協働して、選択コンテンツ132を、無線デバイス104のユーザによる消費のためのプログラム又はプレゼンテーションとして生成するように動作可能である。各々のプログラム又はプレゼンテーションは、ブロードキャスト・ストリーム、ストレージ、又は他のネットワークから得られる選択コンテンツ132の一つ又は複数の部分の組み合せ(ラベル付けされたコンテンツ1 142〜コンテンツN 144)を含んでも良い。このデータの一部は、ハンドセット上に存在しても良い。選択コンテンツ142,144は、各々の選択コンテンツ142,144に対応するコンテンツ・メタデータ112のうちの一つ又は複数に関連付けられることができる。]
[0023] 本明細書で使用される“ファースト・スクリーン”原則は、ユーザが(例えば、視覚的に、聴覚的に、など)知覚(perceives)する最初のスクリーン又は最初の情報が、最も重要なデータを含む可能性がある、という仮定に基づくものである。このスクリーンが、タイムリーな方法で適切なデータとともに取り込まれないならば、ユーザは、興味を失い、アプリケーションの使用をやめ、又は、大きな待ち時間のためにネガティブなエクスペリエンスをもつかもしれない。したがって、この“ファースト・スクリーン”を生成するために使用されるデータは、このスクリーンを提供する際に使用されない他のデータに優先されるべきである。この“二次的な”データは、主要なデータに比べて、より頻繁でない間隔で(at less frequent intervals)送信される。主要な“ファースト・スクリーン”データをより高い頻度でブロードキャストすることによって、システム100は、厳密に直線的なデータ・ブロードキャスト方法(例えば、ファースト・ツー・ラスト)に比べてより良いエクスペリエンスを提供することができる。それゆえ、システム100は、より適切且つ効率的な方法で、データを管理及び提示することができる。これは、データキャスト・サービスのユーザが、様々なアプリケーションとのタイムリーで直観的で(intuitive)面白い(entertaining)インタラクションを楽しむことによって、より良いエクスペリエンスをもつことを可能にすることができる。]
[0024] 関係する態様に従って、コンテンツ102は、個々のデータ・ストリームとして配信されることができる。ここで、完全な(complete)コンテンツ・セットは、複数のデータ・ストリームを含むことができる(例えば、単一のアプリケーションは、複数のストリームに分割される)。コンテンツ102及び/又はコンテンツ・メタデータ112は、コンテンツの部分に関連するプライオリティー・レベルに基づいて、複数のストリーム又は複数のチャネルに分割(portioned)或いは分割(portioned)されることができる。複数のチャネルのうちの一つ又は複数は、各々のストリームに含まれるコンテンツ(例えば、プライオリティー)に基づいて選択的に受信されることができ、そして、(二つ以上が選択された場合には)それぞれの無線デバイス104におけるプレゼンテーションのために結合されることができる。それぞれのプログラム又はプレゼンテーションのうちの一つ又は複数の選択されたコンテンツ142,144は、一つ又は複数の関連するストリーム・インジケータ146を含んでもよい。ストリーム・インジケータ146のそれぞれは、コンテンツの対応するストリームを定義する。それゆえ、各々のコンテンツ142,144は、対応するストリームへの参照又は関連性を提供することができる(例えば、第1のデータ・サブセットは、その対応する第2又は第3以上のデータ・サブセットを特定する)。対応するデータ・サブセットのための参照情報を提供することは、コンテンツ・セレクタ120が、適当な順序(例えば、ファースト・スクリーン)であり且つユーザ・エクスペリエンスを豊かにすることができる選択コンテンツの部分を選択することを可能にする。]
[0025] 幾つかの態様に従って、第1のネットワーク110及び第2のネットワーク116は、システム100の様々なコンポーネント及び/又はエンティティーの間に、それぞれの通信リンクを提供する。幾つかの態様において、第1のネットワーク110及び第2のネットワーク116は、独立した複数のネットワークを含んでも良いが、他の態様において、それらは、相互に関係のある複数のネットワークを含んでも良い。一般に、第1のネットワーク110及び第2のネットワーク116は、それぞれ、一つ又は複数のデータ・ネットワーク及び/又は一つ又は複数の通信ネットワークのうちの任意の一つ又は任意の組み合せを含んでも良い。例えば、幾つかの態様において、第1のネットワーク110は、例えばインターネットのような通信ネットワークを含んでも良く、第2のネットワーク116は、例えば、カリフォルニア州、サンディエゴのクゥアルコム社から入手可能なMediaFLO(登録商標)システムを含むフォワード・リンク・オンリー(FLO)ネットワークのようなマルチキャスト・ネットワークのような申し込みベースの(subscription based)1対多のネットワークを含んでも良い。他の態様において、第1のネットワーク110及び第2のネットワーク116は、例えば、デジタル・ビデオ・ブロードキャスティング(DVB)ネットワーク(例えば、衛星用のDVB−S、ケーブルテレビ用のDVB−C、地上波テレビ放送用のDVB−T、ハンドヘルド向け地上波テレビ放送用のDVB−H)、地上波電話ネットワーク(terrestrial telephone network)、衛星電話ネットワーク(satellite telephone network)、赤外線ネットワーク(infrared network)(例えば、赤外線データ協会ベースのネットワーク(Infrared Data Association (IrDA)-based network))、近距離無線ネットワーク(short-range wireless network)、Bluetooth(登録商標)技術ネットワーク、ZigBee(登録商標)プロトコル・ネットワーク、ウルトラ・ワイド・バンド(UWB)プロトコル・ネットワーク、家庭用無線周波数(home radio frequency)(HomeRF)ネットワーク、共有無線アクセス・プロトコル(shared wireless access protocol)(SWAP)ネットワーク、ワイド・バンド・ネットワーク(例えば、ワイヤレス・イーサネット(登録商標)製品互換性推進協議会(WECA)ネットワーク、ワイヤレス・フィディリティー・アライアンス(wireless fidelity alliance)(Wi−Fiアライアンス)ネットワーク、及び802.11ネットワーク)、公衆交換電話網(public switched telephone network)、公衆混成通信ネットワーク(public heterogeneous communications network)(例えば、インターネット)、プライベート通信ネットワーク、及び、陸上移動無線(land mobile radio network)ネットワークなどのような、他の複数のネットワークのうちの一つ又は組み合せを含んでも良い。]
[0026] さらに、第1のネットワーク110及び/又は第2のネットワーク116の幾つかの態様に含まれることのできる電話網の例は、例えば、符号分割多元接続(CDMA)、ワイド・バンド符号分割多元接続(WCDMA)、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(universal mobile telecommunications system)(UMTS)、先進移動電話サービス(advanced mobile phone service)(AMPS)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(global system for mobile communications)(GSM)、シングル・キャリア(1X)無線伝送技術(single carrier (1X) radio transmission technology)(RTT)、エボリューション・データ・オンリー(EV−DO)技術(evolution data only (EV-DO) technology)、汎用パケット無線サービス(general packet radio service)(GPRS)、拡張データGSM環境(enhanced data GSM environment)(EDGE)、高速ダウンリンク・データ・パケット・アクセス(high speed downlink data packet access)(HSPDA)、アナログ及びデジタル衛星システム(analog and digital satellite systems)、及び、無線通信ネットワーク及びデータ通信ネットワークのうちの少なくとも一つにおいて使用されることのできる他の任意の技術/プロトコルなどのような、アナログ及びデジタルのネットワーク/技術のうちの一つ又は任意の組み合わせを含んでも良い。]
[0027] 図2を参照して、図1のコンテンツの態様の概略図が説明される。本明細書で使用されるコンテンツ102は、ビデオ、オーディオ、マルチメディア・コンテンツ、リアルタイム・コンテンツ、“クリップ(clips)”とも呼ばれる非リアルタイム・コンテンツ、スクリプト、プログラム、又は、無線デバイス104により配信され実行又は提示されるように動作可能な任意の他のタイプのデータ又はオブジェクトのうちの少なくとも一つを含んでも良い(ただし、それらに制限されるものではない)。例えば、コンテンツ102は、申し込まれた番組編成(programming)、アドホックな及び/又はオンデマンドの受信された番組編成、及び/又は、広告、又は、他のコンテンツに加えられる、他のコンテンツに挿入される及び/又は他のコンテンツと同時に提示される又は他のコンテンツの代わりの、任意の他のフォームのコンテンツの一つ又は任意の組み合わせを含んでも良い。その上、例えば、コンテンツ102は、テレビ番組(television show)、ビデオ、映画、歌、インタラクティブ・データ(例えば、ワールドワイドウェブのページ及びリンク)などを含んでも良い(ただし、これらに制限されるものではない)。さらに、コンテンツ102は、固有のコンテンツ識別子(ID)202(例えば、コンテンツのそれぞれの部分に関連する文字、数字、名前、ファイル名、ファイルパスなどの一つ又は任意の組み合わせ)を含んでも良い。] 図1 図2
[0028] その上、多数のコンテンツ102のうちの少なくとも一つは、一つ又は複数のコンテンツ・メタデータ112と関連している。例えば、“コンテンツ・サプライヤー(content suppliers)”のうちの一つ又は複数は、それぞれのコンテンツ・メタデータ112を定義しても良く、また、コンテンツ・メタデータ112をそれぞれのコンテンツに関連付けても良い。本明細書で使用される“コンテンツ・サプライヤー”という用語は、例えばコンテント・プロバイダー106のようなコンテント・プロバイダー、コンテンツ・リテイラー(content retailer)、請求書発行及び顧客サービスプロバイダ(billing and customer service provider)、及び、例えば配信システム108のようなメディア・ディストリビュータ(media distributor)のうちの一つ又は任意の組み合せを含んでも良い。コンテンツ・メタデータ112は、コンテンツ102の各々個別の部分を記述する及び/又はそれに関連する任意のデータを含んでも良い。例えば、コンテンツ・メタデータ112は、コンテンツID 202と、一つ又は複数のコンテンツ属性204(例えば、カテゴリー、名前、コンテンツ長、コンテンツ・タイプ、関連するストリーム・インジケータ146、コード、識別子、テーマ、ジャンル、対象とする視聴者及び/又はマーケット、スクリプト、コンテンツ・フィルタ識別子、キューイング・プロトコル・パラメータ(cuing protocol parameter)、関係のある視聴者及び/又はマーケット、及び/又は、対応するコンテンツに関係する任意のメタデータ)とのうちの一つ又は任意の組み合せを含んでも良い(ただし、それらに制限されるものではない)。一つ又は複数のコンテンツ・メタデータ112は、それぞれのコンテンツ102から独立していても良いし、それぞれのコンテンツ102に付随されていても良いし、あるいは、それぞれのコンテンツ102に埋め込まれていても良い。幾つかの態様において、例えば、コンテンツ102及びコンテンツ・メタデータ112が独立している場合に、例えば、それぞれのコンテンツ・メタデータが、コンテンツのそれぞれの部分に関係するのを可能にするために、それらは、それぞれ、同一のコンテンツID 202を含んでも良いし或いは指し示しても良い。]
[0029] 図3は、開示された態様に従った無線デバイス300を示す。無線デバイス300は、システム100の無線デバイス104(図1)を表し、トランスミッション118を受信するために及び/又は配信システム108と通信するために、第2のネットワーク116にアクセスするように動作可能である。各々の無線デバイス300は、プロセッサ306により実行可能なアプリケーション、ロジック及びデータを記憶するように動作可能なメモリ304をもつコンピュータ・プラットホーム302を含んでも良い。ユーザは、一つ又は複数のユーザ・インタフェース308を通して、無線デバイス300及びその常駐アプリケーションとインターラクトしても良い。ユーザ・インタフェース308は、一つ又は複数の入力デバイス310及び一つ又は複数の出力デバイス312を含んでも良い。その上、無線デバイス300は、通信モジュール314を通して外部デバイス及び/又はネットワークと情報を交換しても良い。] 図1 図3
[0030] 無線デバイス300が携帯電話(cellular telephones)として説明されるかもしれないが、任意の数及び組み合わせのタイプの無線デバイス300が図1のシステム100に含まれることができることは、留意されるべきである。例えば、無線デバイス300は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ・コンピュータ、双方向ページャー、携帯型ゲーム機、携帯型音楽デバイス、又は任意のタイプのコンピュータ化された無線デバイスを含む(ただし、これらに制限されるものではない)。開示された態様は、したがって、無線モデム、PCMCIAカード、アクセス端末、パーソナル・コンピュータ、電話、又はそれらの任意のコンビネーション若しくはサブコンビネーションを含む(ただし、それらに制限されるものではない)、有線又は無線通信ポータルを含む、任意のフォームの無線デバイス又はコンピュータ・モジュール上で実行されることができる。] 図1
[0031] コンピュータ・プラットホーム302は、ネットワーク(例えば、第1のネットワーク110(図1)及び/又は第2のネットワーク116(図1))にわたってデータを送信するように動作可能であり、また、無線デバイス300内で生成された又はネットワークに接続された若しくは無線デバイス300に接続された任意のネットワーク・デバイス若しくは他のコンピュータ・デバイスから受信されたデータを、任意的に表示するように動作可能であり、また、ルーチンとアプリケーションとを受信して実行するように動作可能である。例えば、コンピュータ・プラットホーム302は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、データ及び実行可能なインストラクションのうちの一つ又は任意の組み合せにおいて実現されても良い。] 図1
[0032] メモリ304は、例えば、リード・オンリー及び/又はランダムアクセス・メモリ(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、フラッシュメモリ・セル、電子ファイル・システム、及び、コンピュータ・プラットホームに共通の任意のメモリのような、揮発性及び不揮発性メモリの一つ又は任意の組み合せを含んでも良い。さらに、メモリ304は、例えば磁気媒体、光学式媒体、テープ、又はソフト若しくはハードディスクのような、リムーバブル・メモリ・メカニズムを含む、二次又は三次ストレージ・デバイスの一つ又は複数を含んでも良い。]
[0033] さらに、プロセッサ302は、特定用途向け集積回路(“ASIC”)、チップセット、プロセッサ、論理回路、及び任意の他のデータ処理デバイスの一つ又は複数であっても良い。幾つかの態様において、プロセッサ304、又は例えばASICのような他のプロセッサは、無線デバイス300のメモリ304に記憶された任意の常駐プログラムとのインタフェースをとるアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)レイヤ316を実行しても良い。API 516は、一般的に、それぞれの無線デバイス上で実行するランタイム環境である。そのような一つのランタイム環境は、カリフォルニア州、サンディエゴのクゥアルコム社により開発されたワイヤレス用バイナリ・ランタイム環境(Binary Runtime Environment for Wireless)(登録商標)ソフトウェアである。例えば、無線コンピュータ・デバイスの上でアプリケーションの実行を制御する働きをする他のランタイム環境が利用されても良い。]
[0034] その上、プロセッサ302は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、データ、実行可能なインストラクション及びそれらの組み合せにおいて実現される様々な処理サブシステム318を含んでも良い。そして、それは、無線デバイス300の機能性及び図1のネットワーク116の上の無線デバイスの操作性を可能にする。例えば、処理サブシステム318は、配信システム108及び/又は他のネットワーク・デバイス(networked devices)との、通信の開始及び維持、並びにデータの交換を、可能にする。無線デバイス300が携帯電話であると考える態様において、例えば、プロセッサ306は、例えばサウンド、不揮発性メモリ、ファイル・システム、送信、受信、サーチャー、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3、メイン・コントロール、リモート・プロシージャ、ハンドセット、パワー・マネジメント、デジタル・シグナル・プロセッサ、メッセージ、コール・マネージャー、Bluetooth(登録商標)システム、Bluetooth(登録書評)LPOS、ポジション・エンジン、ユーザ・インタフェース、スリープ、データ・サービス、セキュリティー、認証、USIM/SIM、ボイス・サービス、ボコーダー、メッセージング、グラフィックス、USB、マルチメディアなどのような、一つの処理サブシステム318又は複数の処理サブシステム318の組み合せを更に含んでも良い。開示された態様について、プロセッサ306の諸処理サブシステム318は、本明細書で説明される機能性を可能にするコンピュータ・プラットホーム302の上で実行しているアプリケーションとインターラクトする任意のサブシステム・コンポーネントを含んでも良い。例えば、諸処理サブシステム318は、コンテンツ・セレクタ320に代わってAPI 316からデータ・リード及びデータ・ライトを受信する任意のサブシステム・コンポーネントを含んでも良い。] 図1
[0035] さらに、通信モジュール314は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、データ、実行可能なインストラクション及びそれらの組み合せにおいて実現されても良く、また、無線デバイス104と第1のネットワーク110及び/又は第2のネットワーク116との間に加えて、無線デバイス300の様々なコンポーネント間で、通信を可能にするように動作可能である。例えば、セルラ電話の態様において、通信モジュール314は、無線通信コネクションを確立するための送信及び受信チェーン・コンポーネントを含む、必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、データ、実行可能なインストラクション及びそれらの組み合せを含んでも良い。]
[0036] さらに、例えば、通信モジュール314は、複数のコンテンツ102及びもしあればその関連するそれぞれの一つ又は複数のコンテンツ・メタデータ112を、配信システム108から受信して、それらをコンテンツ・セレクタ320にフォワードし又はそれらへのアクセスによってコンテンツ・セレクタ320に提供するように動作可能である。同様に、例えば、通信モジュール314は、一つ又は複数の選択パラメータ122を受信して、それらをコンテンツ・セレクタ320にフォワードし又はそれらへのアクセスによってコンテンツ・セレクタ320に提供するように動作可能である。その後、例えば、通信モジュール314は、更なる処理のための他のデバイス・コンポーネントへ、それぞれ、選択されたコンテンツ126をフォワードするように動作可能である。]
[0037] その上、無線デバイスへの入力を生成するための一つ又は複数の入力デバイス310、及び、無線デバイスのユーザによる消費のための情報を生成するための一つ又は複数の出力デバイス312が、提供される。例えば、入力デバイス310は、例えばキー又はキーボード、ナビゲーション・メカニズム、マウス、タッチスクリーン・ディスプレイ、音声認識モジュールに関連するマイクなどのようなメカニズムを含んでも良い。特定の態様において、入力デバイス310は、例えば無線デバイス上のアプリケーション又はモジュールを起動又はそれとインターラクトするために、ユーザ入力を受信するためのインタフェースを提供する。さらに、例えば、出力デバイス312は、ディスプレイ、オーディオ・スピーカ、触覚(haptic)フィードバック・メカニズムなどを含んでも良い。さらに、ユーザ・インタフェース308は、入力デバイス310及び/又は出力デバイス312の一つ又は任意の組み合せを含んでも良い。]
[0038] さて、図4を参照して、デジタル・ブロードキャスト・ネットワークの上でコンテンツを提供するための例システム400のブロック図が説明される。システム400は、ブロードキャストに含まれる異なるデータについて、異なる繰り返しレート((repetition rate))を提供することができる。繰り返しレートは、ユーザに対するデータの重要性に基づくことができ、あるいは、データがそれぞれのアプリケーションにより使用される好ましい順序に基づくことができる。例えば、初期エクスペリエンスは、アプリケーション内部のより深いところにある(ユーザがそのアプリケーション中で多少のスクリーンを進めれば得られるかもしれない)情報に比べてより高い頻度で繰り返されることができる。繰り返しレートは、ユーザがいかなる時点でもデータ・ブロードキャストにチューニングするかもしれない事実を考慮に入れる。それゆえ、複数のアプリケーションの間でのスイッチングのときにより大きな応答性を与えるために、第一印象(first impression)データが、より高い頻度で繰り返される。] 図4
[0039] もっと詳細に、システム400は、(図1の配信システム108と同様の)センダー402及び(図1のデバイス104と同様の)受信機404を含む。一つのセンダー402及び一つの受信機404が示されるが、それぞれ二以上がシステム400に含まれることができることは、理解されるべきである。センダー402は、コンテンツ406(例えば、データ・ストリーム)及びもしあれば関連するコンテンツ・メタデータ408を、受信機404にブロードキャストするように構成される。メタデータは、センダー402によって、コンテンツ・データに適用されることができ又はコンテンツ・データに関連付けられることができる。センダー402は、コンテンツ406を評価し、コンテンツ406を少なくとも二つのサブセットに分割し、そして、コンテンツの少なくとも一つのサブセットを、同一のデータ・ストリーム中の他のサブセットとは異なる繰り返しレートでブロードキャストするように構成される。] 図1
[0040] センダー402は、受信機へ通信されるべき情報を解析するように構成されることができる評価器410を含む。評価器410は、上記解析に基づいて、上記情報を、二つ以上のデータ・サブセットに分割することができる。上記解析は、そのデータがユーザに対して提示される順序を考慮に入れることができ、及び/又は、クライアント側レンダリング・アプリケーションの特徴に基づくことができる。例えば、最初のデータセットは、関係のある情報を選択するためにユーザが知覚すべきイントロダクション又は他の情報であるかもしれない。データが任意の手段を通して(例えば、聴覚的に、視覚的に)ユーザによって知覚されることができるが、“ファースト・スクリーン”として提示されるべき最初のデータセットについて考えることは容易である。“ファースト・スクリーン”(例えば、連絡先情報(contact information)、製品情報、過去の情報(historical information)、その他)にリンクされる情報にアクセスするために、ユーザは、“ファースト・スクリーン”を知覚して、そのスクリーンから選択する(例えば、下位レベルに進む)はずである。]
[0041] 優先順位決定器412は、クライアント・アプリケーションをレビューして、いつ(例えば、アプリケーションの中のいずれの時点で)データが消費されるであろうかについて判定するように構成されることができる。各々のデータ・サブセットは、上記判定に基づいて、重み又はプライオリティーを割り当てられることができる。重み又はプライオリティーは、あるデータ・サブセットの、他のデータ・サブセットとの比較における、重要性の関数であることができる。幾つかの態様に従って、重みは、各々のデータがユーザ・デバイスの上でレンダリングされる順序に基づいて、割り当てられる。重み又はプライオリティーが数値表現に関連することは必要でないが、それらが数値表現に関連しても良い。重み又はプライオリティーは、ハッシュ関数によって生成される番号付けされたシーケンス又はレンジであっても良い。重み又はプライオリティーは、数値ベースであることができ、あるいは、他の基準に基づくことができ、一つのデータセットの重み又はプライオリティーを他のデータセットと比較して判定するためのシステム、方法又は他の手段が提供される。]
[0042] 各々のデータセットに割り当てられる重み又はプライオリティーは、トランスミッションの頻度を判定するために利用されることができる。そして、その頻度は、各々のデータセットの、他のデータのセットとの比較における、相対的な重み又はプライオリティーの関数であることができる。例えば、優先順位決定器412によって、より高いプライオリティーを割り当てられるデータセットは、より低いプライオリティーを与えられるデータセットに比べてブロードキャスト内でより高い頻度で繰り返されることができる。]
[0043] 送信機414は、判定された繰り返しの頻度に基づいて、ブロードキャスト内のデータセットを選択的に送信することができる。データは、受信機404がユーザ・エクスペリエンスを増加させる適切なフォーマットでそのデータを示すような、好ましい順序を参照することによって、送信されるべきである。送信機414は、クライアント側レンダリング・デバイスの特徴の関数として、第1のデータセットを、少なくとも第2のデータセットに比べてより頻繁な間隔で(at more frequent intervals)送信することができる。例えば、情報“A”は主要な“ファースト・スクリーン”データであり、情報“B”は二次的なデータであり、情報“C”は三次の(例えば、必ずしもタイムリーでない)データである。典型的なファースト・ツー・ラストのブロードキャスト方法において、データは、A−B−Cの順序で配信されるであろう。クライアントが“A”を受信する前に“C”を受信しなければならないとして、ユーザが“B”のブロードキャストの間にアプリケーションを起動するならば、このデータ送出フォーマットは、遅延を作り出す可能性がある。“A”が最も適切な(relevant)データであるならば、ユーザ・エクスペリエンスは損なわれる。それゆえ、送信機802は、よりタイムリーな“ファースト・スクリーン”データをより高い頻度で配信するために、そのデータを“A−B−A−C”として配信するように構成されることができる。遅延は、ユーザがより重要な情報を受信するために少数のレイヤ(この例では一つのレイヤ)に関するものであるので、これは、ストリーム・ループをより長くするが、より良いユーザ・エクスペリエンスを提供することができる。本明細書で示される例は、簡易化したものであり、すべての考えられる配信方法を記載しているわけではないことは、理解されるべきである。]
[0044] 他の例においては、株式情報、相場(quote)、又はティッカーのアプリケーション(ここでは、現行価格が受信機404に通信される)があっても良い。また、過去の情報、すべての会社をリストアップする未加工のデータテーブルも、他の情報(例えば、どの会社が追加された、どれが外された)と同様に、通信されても良い。ユーザは、受信機404とのインタラクションを通して、ファースト・スクリーン(例えば、現行価格情報)に関するある情報を知覚することを期待するかも知れない。ユーザが他の情報(例えば、過去のデータ、未加工のテーブルなど)を見ることを望むならば、ユーザは、次画面へ進むであろう(例えば、そのスクリーンの選択を通して、あるいは、次ボタンを押すことによって、など)。情報がファースト・ツー・ラストのストリームにおいて送信されているならば、受信機404は、いつでも、そのストリーム内で情報を得るかもしれない。そして、それは、ユーザがタイムリーにファースト・スクリーンで知覚するのを期待する情報を配信しないかもしれない。]
[0045] データの提示の遅延を軽減するために、評価器410は、株式情報400を評価して、該情報を複数のサブセットに分割することができる。ここで、第1のサブセットは、現行情報であることができ、第2のサブセットは、過去の情報であることができ、第3のサブセットは、未加工のテーブルデータであることができる。現行情報は大部分のユーザにとって最も適切(relevant)であるので、優先順位決定器412は、より高い重みを第1のサブセットに割り当てることができる。第2及び第3のサブセットに割り当てられる重みは、同一の重み又は異なる重みであることが可能であり、ユーザに対する重要性に基づくこと及び/又は優先順位決定器412によって設定される標準に基づくことが可能である。各々のデータ・サブセットの繰り返しの頻度は、それぞれの割り当てられた重みの関数であることができる。例えば、第1の情報サブセットは、第2のサブセットと第3のサブセットとの両方の後で、繰り返されることができる。したがって、送信機416は、第1のサブセット、次に第2のサブセット、次に第1のサブセット、次に第3のサブセット、次に第1のサブセット、次に第2のサブセット、次に第1のサブセットなどと送信することができる。この繰り返しの頻度は、第1のサブセットが、第2と第3のサブセットのいずれよりも高い頻度で、情報のストリームにおいて繰り返されることを可能にする。そして、それは、ユーザ・エクスペリエンスを増進する。]
[0046] 図5は、一つ又は複数の態様を自動化するために人工知能を利用する例システム500を示す。情報は、可能な限りの最も適切且つ効率的な方法で、それぞれのユーザ・デバイスを通して、ユーザに提示されるべきである。例えば、情報は、その情報が要求されるのと実質的に同じ時に最も重要なデータが取り込まれ且つ消費の準備が整うように、提示されるべきである。この情報がタイムリーに利用できないならば、ユーザは、興味を失って、アプリケーションの使用をやめるかもしれない。] 図5
[0047] もっと詳細に、システム500は、人工知能(AI)を使用する。それは、図示されるようにAIコンポーネント516によって促進されることができる。(例えば、コンテンツを複数のサブセットに選択的に分割し、重み又はプライオリティーをこれらのサブセットに割り当て、割り当てられた重み/プライオリティーに基づいて繰り返しの頻度を判定することに関連した)様々な実施形態は、その様々な態様の実施のために、様々なAIベースのスキーム(例えば、機械学習及び推論(machine learning and reasoning)、規則ベースの技術)を使用することができる。例えば、特定のサブセットがより高い重み又はプライオリティーを与えられるべきであるかどうか判定するプロセスは、自動分類システム及びプロセスによって促進されることができる。例えば、ユーザ状態に基づいて、AIコンポーネント516は、ユーザはどのようなサブセットを他のサブセットの前に受信することを望むかの推測(inference)に基づいて、より高い頻度で供給されるべきであるサブセットを推論(infer)することができる。]
[0048] 分類器は、入力属性ベクトルx=(x1,x2,x3,x4,xn)を、該入力があるクラス(class)に属するという確かさ(confidence)へマッピングする関数、すなわち、f(x)=confidence(class)である。そのような分類は、ユーザが自動的に実行されることを望むアクションを予知(prognose)又は推論(infer)するための、確率的な及び/又は統計ベースの解析(例えば、解析の有用性及びコストのファクタリング)を使用することができる。サブセットの重み又はプライオリティーを割り当てる場合に、例えば、属性は、特定のサブセットに含まれる情報(例えば、ユーザに対する重要性、適切さ)であることができ、クラスは、興味のカテゴリー又はエリア(例えば、ユーザの嗜好、“ファースト・スクリーン”情報、など)である。]
[0049] サポートベクタマシン(SVM)は、使用されることができる分類器の例である。SVMは、あり得る入力の空間において超曲面を検出することによってオペレートする。そして、その超曲面は、トリガー基準を非トリガー・イベントから分離することを試行する。直観的に、これは、トレーニングデータに近いが同一ではないデータをテストするために、分類を正確にする。他の有向及び無向モデル分類アプローチは、独立の異なるパターンが使用されることができる場合には、例えば、ナイーブ・ベイズ(naive Bayes)、ベイジアン・ネットワーク、決定木、ニューラル・ネットワーク、ファジー論理モデル、及び確率的分類モデルを含む。本明細書で使用される分類はまた、プライオリティーのモデルを作成するために利用される統計的回帰(statistical regression)を含む。]
[0050] 本明細書から容易に認識されるように、一つ又は複数の実施形態は、明示的にトレーニングされる(例えば、一般的なトレーニングデータを通して)分類器も、黙示的にトレーニングされる(例えば、ユーザの挙動の観測、外部情報の受信によって)分類器も、使用することができる。例えば、SVMは、分類器コンストラクター(constructor)又は特徴(feature)選択モジュール内の学習又はトレーニング・フェイズを通して構成される。それゆえ、(一つ又は複数の)分類器は、予め定められた基準に従って、いずれのストリームをデバイス上でレンダリングするか、いずれのストリームがそのデバイスのユーザにとって興味があるであろうか、などを判定することを含む(ただし、それらに制限されるものではない)、幾つかの関数を、自動的に学習して実行するために、使用されることができる。上記基準は、各々のサブセットに含まれるデータのタイプ、各々のサブセットに含まれるコンテンツ、デバイス情報、ユーザの嗜好などを含む(ただし、それらに制限されるものではない)。]
[0051] 上記に示され説明された例示的なシステムを考慮して、開示された主題に従って実装されることができる手順が、図6−8のフロー・チャートを参照して、より良く認識される。説明を簡単にする目的で、手順が一連のブロックとして図示され説明されるが、クレームされた主題は、ブロックの数及び順序により制限されるものではなく、幾つかのブロックが、一つ又は複数の実施形態に従って、本明細書で図示され説明されるものとは異なる順序で及び/又は他のブロックと同時に発生しても良いことは、理解(understood)及び認識(appreciated)されるべきである。さらに、以下に説明される手順を実装するために、必ずしも説明されたすべてのブロックが要求されなくても良い。ブロックに関連する機能性が、ソフトウェア、ハードウェア、それらの組み合せ又は任意の他の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、コンポーネント)によっても実装されてもよいことは、認識されるべきである。その上、以下に及びこの明細書を通じて開示される手順は、そのような手順を様々なデバイスへトランスポート又はトランスファーすることを容易にするために製品に記憶されることができることは、更に認識されるべきである。手順が、代わりに、例えば状態図におけるような、一連の相互に関係のある状態又はイベントとして、表現されることができることは、当業者が理解及び認識するであろう。] 図6
[0052] 図6は、ユーザにとって特に興味があるカテゴリー及びタイプのタイムリーなデータのエクスペリエンスを配信するシステム600を示す。システム600は、例えば、MediaFLOマルチキャスティング無線ネットワークのコンスタント・アップタイム(constant uptime)及びユニーク・ディストリビューション・プラットホーム(unique distribution platform)を利用するように構成されることができる。この例示的なシステム600は、ユーザがデータに対する嗜好をセットすることを可能にする。そして、そのようなユーザは、受信に興味を持っている。ユーザの嗜好に関する情報は、簡単なアクセスで自動的に表される(surfaced)ことができる。] 図6
[0053] 一つ又は複数のデータ・ストリーム602(ラベル付けらされた“A”、“B”、“C”、“D”、及び“E”)は、ユーザ・デバイス604へ送信されることができる。各々のストリームに含まれるデータへの変化が、該変化が適用されたのと実質的に同じ時にデバイス604で受信されるようなリアルタイムの方法で、各々のストリームが更新されることができる。データ・ストリームが受信されると、各々のストリームは、嗜好性選択(preference selection)606と比較される。この嗜好性選択606は、ユーザ・インタフェース又は他の手段を通してユーザによって構成されることができる。嗜好性選択606は、一つ又は複数のデータ・ストリームに関連するカテゴリー、一つ又は複数のデータ・ストリームのタイプ、又はそれらの組み合せを含むことができる。送信されたデータ・ストリーム602が嗜好性選択606と比較されると、一つ又は複数のストリームが受信され、結合されて、自動的にユーザに提示される(例えば、ディスプレイ608を通して)。]
[0054] 一つの例において、スポーツ・データが提供されていて、MediaFLOは、例えば、イベントが発生する毎に、米国及び国際的なスポーツにおけるあらゆる主要なスポーツのタイムリーなデータを配信することができる。このデータの配信は、データ・ストリーム602により示される。このデータのタイムリーな配信は、ユーザが、現在プレーされているあらゆるスポーツに関する最新情報を受信することを可能にする。ユーザは、受信された最新情報に基づいて興味のある特定のゲームを(例えばユーザ・インタフェース604を通して)教え込む(games)又は選択するための能力を提供される。幾つかの態様に従って、ユーザは、(本実施形態が適用されるすべての利用できるデータまでの)嗜好として含まれるすべてのデータについて、更新されることができる。それゆえ、ユーザがデータ・ストリーム“A”及び“D”を選択するならば、これらのストリームは、結合されて、ディスプレイ606を通して自動的に表される(surfaced)。]
[0055] 図7は、コンテンツを提供するのための方法700を示す。データを要求するのと実質的に同じ時に最初に消費されるべきデータをユーザが受信し、さらに、データをレンダリングすることに関連する遅延を軽減するような方法で、データは配信されるべきである。方法700は、トランスミッション内で第1のデータセット(例えば、最初に消費されるべきデータ)が第2のデータセット(例えば、第1のデータセットの後で消費されるであろうデータ)に比べてより高い頻度で繰り返されるように、情報を送信するのを促進することができる。繰り返しの頻度は、クライアント側レンダリング・デバイスの特徴の関数である。] 図7
[0056] ユーザ・エクスペリエンスを改善することができるデータのトランスミッションを促進するために、方法700は、702において開始し、そのとき、クライアント・アプリケーションがレビューされる。クライアント・アプリケーションは、情報がどのようにしてユーザ・デバイスの上で消費されるかについて判定するために、レビューされる。このレビューは、情報のいずれの部分が最初にユーザ・デバイスの上でレンダリングされるべきであり(例えば“ファースト・スクリーン”のデータ)、また、いずれの情報がよりタイムリーでない方法で提供されることができるか(例えば、二次的なデータ)を、考慮に入れることができる。アプリケーションは、いずれがユーザに提示されるべきファースト・スクリーン又は他の最初の知覚できる情報(first perceivable information)であるべきかについて判定するために、レビューされることができる。例えば、ファースト・スクリーンは、ホーム・ページを通してアクセスされることができる一つ又は複数のスクリーンの選択を促進するホーム・ページであるかもしれない。他の例は、現在の気象状況又は現在/最新のニュース記事であることができる。考慮される他のファクターは、ユーザにとって最も重要又は最も適切であろうデータ、アプリケーションの使用の容易さ、などである。]
[0057] 704において、アプリケーション・データは、上記判定に基づいて、二つ以上のデータセットに分割されることができる。第1のデータセットは、アプリケーションによって最初に消費されるべき情報を含むことができる。一つ又は複数の他のデータセットは、第1のデータセットの後で消費される情報(例えば、より低レベルのスクリーン)を含むことができる。アプリケーション・データは、任意の数のデータセットに分割されることができる。]
[0058] 706において、重み又はプライオリティーが、各々のデータセットに割り当てられることができる。重みは、各々のデータセットがいつクライアント・アプリケーションによって消費されるかに基づいて、各々のデータセットに割り当てられることができる。そして、それは、各々のデータセットがユーザ・デバイスの上でレンダリングされるシーケンス又は順序に基づいて、判定されることができる。重みはまた、他のデータセットとの比較における各々のデータセットの重要性レベルを比較することによって、割り当てられることができ、重みは、頻度の間隔(frequency interval)を判定するために使用される。重みは、各々のデータセットが単一のトランスミッションにおいて送信されるべき、繰り返しの頻度又はレートのインジケーションであることができる。例えば、アプリケーションは、3つのデータセット“A”、“B”、及び“C”に分割されることができる。1の重みはセット“A”及び“C”に割り当てられることができ、2の重みはセット“B”に割り当てられることができる。]
[0059] 708において、データセットを含むストリームが、送信される。少なくとも一つのデータセットは、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度(例えば、繰り返しの頻度)で繰り返す。上記の例及びそれぞれの重みに基づいて、データは、“A”−“B”−“C”−“B”−“A”−“B”−“C”などとして、送信されることができる。受信デバイスは、トランスミッション内に含まれるデータの繰り返しレートに基づいて、より速く適切なデータをレンダリングすることができる。そして、それは、ユーザ・エクスペリエンスを増進することができる。]
[0060] 図8は、クライアント側レンダリングのエクスペリエンスの関数として多数のチャネルを送信するための方法800を示す。アプリケーション・データは、それぞれのアプリケーションがどのようにしてデータを消費するかに基づいて、複数のチャネルに分割されることができる。] 図8
[0061] 802において、アプリケーションは、クライアント側レンダリング・デバイスの特徴の関数として、複数のストリームに分割される。アプリケーションを分割することは、アプリケーションがどのようにユーザに提示されるかを考慮に入れることができる。例えば“ファースト・スクリーン”のような最初に提示されるべき情報は、第1のストリームであることができる;例えばファースト・スクリーンからアクセスされるスクリーンのような2番目に提示されるべき情報は、第2のストリームであることができる;そして、3番目に提示されるべき情報は、第3のストリームであることができる。]
[0062] 各々のストリームは、それがユーザに提示される順序に基づいて、プライオリティーを与えられることができる。804において、各個別のストリームに与えられる相対的なプライオリティー(又は重み)を示す識別子が、各々のストリームに含められることができる。プライオリティー(又は重み)は、いずれのストリームがもしあればデータを受け取るべきかを判定するためにレンダリング・デバイスによって使用されることができる。]
[0063] 806において、レンダリング・デバイスが適切なストリームを識別して受け取ることができるように、複数のストリームが、実質的に同じ時に送信される。幾つかの態様に従って、特定の複数のストリームの伝送は、(他のタイプのストリームに対する)あるタイプのストリームの伝送遅延を計上(account for)するために、わずかにシフトされる。]
[0064] 図9は、レンダリング・デバイスの特徴の関数として一つ又は複数のチャネルを選択的に受信するための方法900を示す。レンダリング・デバイスは、各々のチャネルに割り当てられる選択パラメータ及び/又は重み若しくはプライオリティーに基づいて、一つ又は複数のチャネルを選択的に受け取ることができる。幾つかの態様に従って、レンダリング・デバイスは、多数のディスプレイ・テンプレートを含むことができる。各々のテンプレートは、特定のシーケンスでそれらデータ・ストリームを効率的にレンダリングするために、一つ又は複数の固有のデータ・ストリームに関連付けられることができる。] 図9
[0065] 方法900は、902において開始し、そのとき、一つ又は複数のチャネルが、コンテンツ及び関連するプライオリティーに基づいて、識別される。プライオリティーは、送信デバイスによって割り当てられることができ、また、ユーザ・エクスペリエンスを増進するために複数のチャネルが受信デバイスにおいて受け取られるべき好ましい順序を指示することができる。コンテンツ及びプライオリティーの識別情報は、チャネルに関連するメタデータ又は他のデータとしてチャネルに含まれることができる。]
[0066] 904において、コンテンツ及びプライオリティーの識別情報に基づいて、一つ又は複数のチャネルが、受信デバイスにより選択的に受け取られることができる。選択は、選択パラメータに基づいてもよい。また、選択は、例えば一つ又は複数のコンテンツ・フィルタのようなデータ(例えば、ストリームに含まれる関連情報(relevant information)、プライオリティー・データ)、ユーザ情報を表現する一つ又は複数のデータ(例えば、嗜好)、及び/又は、デバイス情報を表現する一つ又は複数のデータ(例えば、能力、制約、ディスプレイ・サイズ、オーディオ機能性)を含んでも良い。]
[0067] 906において、一つ又は複数の選択されたチャネルは、固有のユーザ・エクスペリエンスを提供するためにアグリゲートされる。受信デバイスが一つのチャネルを受け取るだけかもしれず、それゆえ、そのチャネルにより提供される情報及びレンダリング・エクスペリエンスが任意の知覚できる手段(例えば、視覚的に、聴覚的に)においてユーザに提示されるであろうことは、理解されるべきである。各々のチャネルが選択又はアグリゲートされると、そのチャネルに関連するそれぞれのディスプレイ・テンプレートが、そのチャネルに含まれる情報とともに、取り込まれる。]
[0068] 908において、受け取られた一つのチャネル又は複数のチャネルは、ユーザに提示される。そのようなレンダリングは、各々のチャネルに割り当てられるプライオリティー又は重みに基づいて、促進されることができる。このような方法で、より頑強な(robust)ユーザ・エクスペリエンスを提供するために、インテリジェントにデータを管理する、固有のユーザ・エクスペリエンスが提供されることができる。]
[0069] 図10を参照して、第1のデータセットを、少なくとも第2のデータセットと比べてより高い頻度で、選択的に送信するための例システム1000が説明される。例えば、システム1000は、送信デバイスの内部に少なくと部分的に常駐しても良い。システム1000は、機能ブロック(それは、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組み合せ(例えば、ファームウェア)により実装される機能を表現する機能ブロックであっても良い)を含むものとして表現されることは、認識されるべきである。] 図10
[0070] システム1000は、独立して又は一緒にアクトすることができる複数の電気コンポーネントの論理グループ1002を含む。例えば、論理的グループ1002は、情報を送信するための電気コンポーネント1004を含んでも良い。トランスミッション内で第1のデータセットが少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で繰り返されるように、情報が送信されることができる。繰り返しの頻度は、ユーザ・デバイスの上でデータセットをレンダリングしているクライアント側アプリケーションの特徴の関数であることができる。]
[0071] それに加えて又はその代わりに、論理グループ1002は、各々のデータセットに重みを割り当てるための電気コンポーネント1006を含むことができる。重みは、他のデータセットとの比較における各々のデータセットの重要性レベルを比較することによって割り当てられることができる。重みは、頻度の間隔を判定するために使用されることができる。]
[0072] 幾つかの態様に従って、論理グループは、クライアント・アプリケーションを評価するための電気コンポーネント1008を含む。電気コンポーネント1008は、クライアント・アプリケーションを第1のデータセットと少なくとも第2のデータセットに更に分割することができる。各々のデータセットに重みを割り当てるための電気コンポーネント1006は、各々のデータセットがいつクライアント・アプリケーションによって消費されるかに基づいて、重みを割り当てることができる。繰り返しの頻度は、割り当てられた重みの関数であることができる。]
[0073] その上、システム1000は、電気コンポーネント1004,1006及び1008又は他のコンポーネントに関連するファンクションを実行するためのインストラクションを保持するメモリ1010を含むことができる。メモリ1010の外部に存在するように示されるが、電気コンポーネント1004,1006及び1008のうちの一つ又は複数がメモリ1010の内部に存在しても良い。]
[0074] 本明細書で説明される実施形態が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はそれらの任意の組合せにより実装されることができることは理解されるべきである。本システム及び/又は方法がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はマイクロコード、プログラム・コード又はコード・セグメントで実装される場合、それらは、例えばストレージコンポーネントのような機械読み取り可能な媒体に記憶されることができる。コード・セグメントは、手続き、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラスを表すことができ、又は、インストラクション、データ構造若しくはプログラム・ステートメントの任意の組合せを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ又はメモリ内容をパス及び/又は受信することによって、他のコード・セグメント又はハードウェア回路に接続されることができる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ・パッシング、トークン・パッシング、ネットワーク伝送など含む任意の適当な手段を用いて、パス、フォワード又は送信されることができる。]
[0075] ソフトウェア実装については、本明細書で説明される技術は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、手続き、関数、その他)で実装されることができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに記憶されて、プロセッサにより実行されることができる。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部又は外部に実装されることが可能であり、その場合には、それは、当該技術分野において知られている様々な手段を通じて該プロセッサに通信で接続されることができる。]
[0076] さらに、本明細書で説明される様々な態様又は特徴は、標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技術を用いた方法、装置又は製品として実装されることができる。本明細書で用いられる用語“製品(article of manufacture)”は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア又は媒体からアクセスできるコンピュータ・プログラムを包含することを意図されている。例えば、コンピュータ読み取り可能な媒体は、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)など)、スマートカード、及びフラッシュメモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるが、それらに制限されるものではない。さらに、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、一つ又は複数のデバイス及び/又は情報を記憶するための他の機械読み取り可能な媒体を表すことができる。用語“機械読み取り可能な媒体(machine-readable medium)”は、無線チャネル、及び、(一つ又は複数の)インストラクション及び/又はデータを記憶(storing)、収容(containing)及び/又は運搬(carrying)する能力のある様々な他の媒体を含むことができるが、それらに制限されるものではない。]
[0077] 上に説明されたことは、一つ又は複数の実施形態の例を含む。前述の実施形態を説明することを目的としてコンポーネント又は手順の考えられる組み合わせをすべて説明することはもちろん可能ではないが、様々な実施形態の多数のさらなる組み合わせ又は置換が可能であることを当業者は認識するであろう。したがって、説明された実施形態は、添付のクレームの範囲内に含まれるそのような変更、修正及び変形をすべて包含することを意図されている。さらに、語句“含む(includes)”が詳細な説明又はクレームのいずれかにおいて使用される範囲内において、上記語句は、語句“備える、含む(comprising)”がクレームにおいてつなぎ詞(transitional word)として用いられた場合に“備える、含む(comprising)”として解釈されるのと同様の方法で、包括的であることを意図されている。さらに、詳細な説明又は特許請求の範囲で用いられる語句“又は(or)”は、“非排他的な、又は(non-exclusive or)”であることを意図されている。]
权利要求:

請求項1
コンテンツを送信する方法において、トランスミッション内で、第1のデータセットが、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で繰り返されるように、情報を送信することを含み、前記繰り返しの頻度は、前記データをレンダリングするクライアント側アプリケーションの特徴の関数である方法。
請求項2
各々のデータセットの重要性レベルを他のデータセットと比較することによって、各々のデータセットに重みを割り当てることを更に含み、前記重みは、前記繰り返しの頻度を判定するために使用される請求項1の方法。
請求項3
クライアント・アプリケーションをレビューすることと、前記クライアント・アプリケーションにより消費される前記クライアント・アプリケーション・データを、第1のデータセットと少なくとも第2のデータセットとに分割することと、各々のデータセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかに基づいて、各々のデータセットに重みを割り当てることを更に含む請求項1の方法。
請求項4
前記クライアント・アプリケーションをレビューすることは、受信されたデータがユーザ・デバイス上で実行されるときに前記クライアント・アプリケーションによりどのように消費されるかを判定することを含む請求項3の方法。
請求項5
コンテンツを送信するためのデバイスにおいて、メモリ及びプロセッサを持つコンピュータ・プラットホーム(該メモリは、該プロセッサによりなされる決定に関係する情報を記憶する)と、データ・ストリーム内の情報を解析する評価器と、クライアント・アプリケーションをレビューし、前記データ・ストリーム内のデータセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかについて判定する優先順位決定器と、前記データセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかを参照して、前記データ・ストリーム内で、異なる繰り返しレートで、前記データセットを選択的に送信する送信機とを含むデバイス。
請求項6
前記送信機は、各々のデータセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかを参照して、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度の間隔で、第1のデータセットを送信する請求項5のデバイス。
請求項7
前記優先順位決定器は、前記データセットの比較の関数として、各々のデータセットに重みを割り当て、前記重みは、前記頻度の間隔を判定するために使用される請求項5のデバイス。
請求項8
第1のデータセットを、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で、選択的に送信する装置において、トランスミッション内で、第1のデータセットが、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で繰り返されるように、情報を送信するための手段を含み、前記繰り返しの頻度は、ユーザ・デバイス上で前記データセットをレンダリングするクライアント側アプリケーションの特徴の関数である装置。
請求項9
各々のデータセットの重要性レベルを他のデータセットと比較することによって、各々のデータセットに重みを割り当てるための手段を更に含み、前記重みは、前記頻度の間隔を判定するために使用される請求項8の装置。
請求項10
クライアント・アプリケーションを評価し、前記クライアント・アプリケーションを、第1のデータセットと少なくとも第2のデータセットとに分割するための手段と、各々のデータセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかに基づいて、各々のデータセットに重みを割り当てることを更に含む請求項8の装置。
請求項11
前記繰り返しの頻度は、前記割り当てられた重みの関数である請求項10の装置。
請求項12
クライアント・アプリケーションをレビューし、前記クライアント・アプリケーションにより消費される前記クライアント・アプリケーション・データを、第1のデータセットと少なくとも第2のデータセットとに分割し、各々のデータセットが前記クライアント・アプリケーションによりいつ消費されるかに基づいて、各々のデータセットに重みを割り当て、トランスミッション内で、第1のデータセットが、少なくとも第2のデータセットに比べてより高い頻度で繰り返されるように、前記クライアント・アプリケーションを送信する(前記繰り返しの頻度は、クライアント側レンダリング・デバイスの特徴の関数である)ための機械実行可能なインストラクションを記憶する機械読み取り可能な媒体。
請求項13
前記インストラクションは、各々のデータセットの重要性レベルを他のデータセットと比較することによって、各々のデータセットに重みを割り当てること(前記重みは、前記頻度の間隔を判定するために使用される)を更に含む請求項12の機械読み取り可能な媒体。
請求項14
タイムリーなデータの配信のためのシステムにおいて、少なくとも一つのデータ・ストリームのための嗜好性選択を受信するユーザ・インタフェースと、前記嗜好性選択に基づいて、前記少なくとも一つのデータ・ストリームを自動的に提示するディスプレイとを含むシステム。
請求項15
前記嗜好性選択は、カテゴリー、タイプ、又はそれらの組み合せに関する選択を含む請求項14のシステム。
請求項16
前記少なくとも一つのデータ・ストリームは、前記少なくとも一つのデータ・ストリームが更新されたのと実質的に同じ時に受信される請求項14のシステム。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-04| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111228 |
2012-01-11| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
2012-06-13| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120612 |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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